ビクトリアの滝

ジンバブエ共和国


ビクトリアの滝



 




虹 

                      

  アンゴラとザイールの国境付近に端を発するザンベジ川は、ザンビアを横切りカフェ川と合流し、ジンバブエとの国境で大滝となり、流れ落る。


高さ最大110m幅1700m。1855年イギリスの探検家・D・リビングストンが発見し女王の名をつけた。“モシ・オア・ツンヤ”と現地語で呼ばれ、雷鳴の轟く水煙を意味する。


雨期の水煙は滝も見えない程濃いので、滝がよく見える6月〜10月の乾期に訪れる方が良い。それでもカメラを手にする人々に水煙を降り注ぐ。 ビクトリアの滝を中心としたザンベジ川周辺は、国立公園に指定され、観光客保護の為、滝に沿って動物除けの金網が張ってあり、出入り口は一つ。


入り口正面に小さな博物館があり、右手に滝を見るための遊歩道が約2k続き、所々に展望台がある。

.1.デビル滝=一番低い。70m  

2.メイン.ホール=落差85m  幅83

3.馬蹄滝=落差110m

4.レインボー滝=3と4は乾期に水量が減る

5.東の滝=ザンビア側にある動物保護区


上空より滝を見る

 バンジージャンプをしている国境の橋を渡って、ザンビアへ入国し、遊覧飛行をする。      15分位 US$ 100      

 南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグからシンバブエの西部、ザンビアとの国境に接するビクトリア・ホールズへ向かう。国内機はここまでで、これからの移動は小型車となる。ジンバブエ・ビザ代$45必要となる。  

 ジンバブエ共和国                          

 面積 約40万平方km

 首都 ハラレ

 民族 ショナ族74%ンデベレ族19%

 言語 英/ショナ/ンデベレ

 通貨 ジンバブエ・ドル 

 (使用にはUS$が便利)

 宗教 キリスト教・部族宗教

 平均寿命 男 56.5歳

        女 60.1歳

 独立 1980年4月18日

 政体 共和制主権は国民に有る

 

 
 


ビッグツリーバオバブ

 滝への途中にあるこの木は、推定樹齢 1000年〜1500年、根は50m四方に広がっているという。 アフリカに多いキワタ科の高木。食用になる果実や油がとれる。

 

 気候 亜熱帯性  

 乾期 4月〜10月 さっぱりしている。

 雨期 11月〜3月 11月、12月は雨が多い。

 10月の服装と持ち物
 Tシャツ、日除け帽、サングラス、カメラ。 この時期は雨具は不要。しかし展望台へ霧 が降り注ぎ、心配したがカメラへの影響はなかった。むしろカッパが必要な時期には  カメラを使うことが出来ないのではないかと思った。

 設備と衛生

 ホテルは★★★★or★★★★★                               

 マラリアの心配はありませんでした。ベットの上から蚊帳をおろせる。香取線香も使え る。アフリカのホテルは何処でもお茶を沸かせるポットとお茶類が用意され、水も飲め る。勿論洗面、トイレ、風呂等の水まわりは完璧です。

 驚いたこと

 ホテルで働く現地の従業員は「おはよう」とか「ありがとう」そういった簡単な類の日本語の発音が、とても正確で 後ろから声を掛けられると、日本人との区別がつかぬ程です。大自然に囲まれ、素晴らしい聴音を持った民族だと実感しました。 そしてやさしくて親切でした。

 ここはアフリカ?

  ジンバブエは物価は安く、治安がよく、人々は親切で、食べ物もおいしいし、心地よい国である。
  道路などの設備も整いかなり日本で得た情報と異なる。国立公園が幾つもあり、低料金で設備が整ったキャンプ場が提供されている。
  また、農業も鉱業もジンバブエでは盛んだという。
  問題は、奥深く、豊かな生産手段は白人の手中にあることだ。
ここでもはっきりと白人と黒人の居住区は区別されていた。

 ジンバブエ政府は長年土地を国有化したいと計ってきたが、それを実行すると、およそ5千の白人農場から、白人が国外へ脱出し、生産が低下することを恐れて、着手できないという。政府がやすく買い取るのをいやがって、品物を国外に流失して、国内の食料は不足し庶民は物価高とのWで苦しむ、そういった大きな遥ぎの中にあるのかもしれない。
  若い自立国ジンバブエ 頑張れ!!

 とにかく旅行者にとってこの国ほど居心地のよいところは他に見当たりませんでした。


ホームへ

旅へ

2.チョベ国立公園へ

トップページへ