チョベ国立公園

ボツワナ共和国

 

 ライオン

 インパラ

 

インパラ お尻に3本縦縞  がみえる。  

 野生の動物が住むチョベ国立公園はボツワナ共和国にある。その地形は海のない内陸国で平均100mの高地。国土の70%はカラハリ砂漠で、乾燥していて人をよせつけない。

 中央部、東部はバンと呼ばれる塩の層で覆われた広大な白い大地とサバンナが続き、アンゴラに端を発するオカバンゴ川、チョベ川などの水流が豊富なため北部にはジャングルがある。 

 オカバンゴ川はアンゴラからボツワナに入ると幾つもの支流に分かれるが、海に出口を持たず、カラハリ砂漠へ消えてしまう。雨期には水かさを増し、オカバンゴデルタに氾濫、洪水を起こして動植物に恵みを与える。                         

 チョベ川も源流はアンゴラ、3度も名を変え、チョベ国立公園のンゴマゲート辺からチョベ川となり、やがてガンベジ川と合流してビクトリアの滝へと流れて行く。

 北部ではチョベ川がナミビア、ザンビアの国境でもある。そしてチョベ川からオカバンゴ湖沼地帯に至る11万平方kmの広大な地域がチョベ国立公園で、その中でも動物の移動が多いチョベ川岸が、動物観察の最適地として知られている。 

   

  

 

ワニ

 

 

   チョベ川のサンセットボートサファリーは日差しが強いので、日除け帽子と飲み物を持ってボートへ乗る。近くで見る野生動物の大きさに怖いような、それでいて、息をつめてじっと見つめてしまう。暮れなずむ、ナミビア側の地平線に沈む夕日が,美しく感動的でした。                          

 早朝と夕暮れのサファリードライブは囲いのないジープで、動物観察にでかける。早朝は気温が低いのと、サファリーに向かう道路を覆いの無いジープで120Kものスピードで走るので、寒い。上着、マスク、スカーフ、手袋等寒さと埃除けとして着用すると良い。

 サファリーに入るとドライバーが良きガイドとなり、動物の気配を感じて車をとめてくれる。遠方の時は、双眼鏡が役にたつ。

 車から振り落とされぬよう、身も、荷物も気をつけること。指示された場所のみでしか休憩はとれない。トイレも無い。

 園内に4万5千頭生息すると言われる象の群れにさまざまな遭遇をそして、ここには枚挙の暇がないほどの動物に 出会えた感動は、生涯の幸せと思えた。

 

 

  

キリン

カバ

  ボツワナ共和国                   

 面積 約60万平方km強

 首都 ハボローネ

 民族 ツワナ族/サン族

 人口 149万人    

 言語 英語/ツワナ語

 通貨 1pula=100tuebe

 (US$使用が便利)

 宗教 キリスト教・部族宗教

 独立 1960年9月30日

 政体 共和制 主権は国民

 気候 日中は暑いが、 夜は  下がる。平均気温20度位。  乾期 4月〜10月さっぱりし      ている。

  雨期 11月〜3月11月      12月は雨が多い。

 

 
 

自然と動物

 

 

 動物の多いこの一帯を密猟から護るため、保護区国立公園として、世界中から観光客を呼んでいる。

 園内に棲息する野生動物の数と種類は、世界有数で、哺乳類、魚類、爬虫類、鳥類に及ぶ。

 広い園内は、さすがに土と緑と動物ばかり。だが逆に言えば、アフリカにイメージされるような「自然と動物」は、こういう場所にしかもはや残っていないのである。とはいってもやはり、野生の動物が野生の環境そのままで棲息しているだけあって、迫力は相当なものだった。                                               

                南アフリカのビッグ5

 アフリカライオン・アフリカ象・アフリカ豹・黒犀/白犀・アフリカバッファロー

 ライオン一家はサバンナで悠々と時を過ごし、サファリーへ移動して行く様に、巡り会えた。まずおばあさんライオンが最初に移動する。次にゆっくりとお母さんライオンが距離を置いて後ろへ移動してしんがりへ座る。次は子ライオンが一頭づつ移動きて、まずおばあさんにご挨拶の愛撫をしてから母親のところへいってじゃれる。

 息を詰めて見守る幾つものジープの前を、ゆったりと、一頭づつ儀式をして移動する様は可愛くもあり、堂々とした様は王者の貫禄十分であった。すっかり全員の移動がすむとやがてみんなで去って行く。

 ここで出会えた動物の写真をA4に印刷したら、迫力があるのか小学生たちに歓迎された。

 また、ここでの体験は得がたい喜びでもあった。

 

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