ベイルート


 
ベイルートの鳩の岩


 断崖の上から地中海にそそり立つ二つの奇岩。レバノン人でここを知らない人はいないと言う、ベイルートの名所。

 ベイルートは、イスラエルがパレスチナの一部を占領した為、流れてきたパレスチナ難民と共にイスラエルと戦争を主張する軍と、自国の破壊を防ぐ為、戦争反対派の軍との内戦(1975〜1990) の傷跡が残っている。

 ベイルート国立博物館は、先史時代から現代までの出土品の宝庫だった。

 これらの出土品は、内戦時はコンクリートの防壁や地下室に入れ、略奪されたと言う、噂まで流して護った。

 内戦後5年の修復期間を経て博物館は蘇り、今も人々に多くのことを伝えてくれる。

 

1.ベイルート

    

         

 

       レバノンの国旗

   白・・・平和、純潔を表す

   レバノン杉・・・高潔さ、不滅のシンボル

   赤・・・勇気、革命の血

         

 

 

 

 

 

 


戦火跡の残る建物


 1975年から15年間にわたる内戦により、ベイルートの半分が瓦礫と化した。

 エトワール広場を中心とする旧市街は、半ば崩壊した建物の並ぶ町並みには、古いモスクや遺跡が点在し、それらを活かした都市復興計画が、進められている地域。

 

 

 


 戦火を受けない銀行


 信じられますか?あの激しい市街戦中、銀行だけは、攻撃を受けませんでした。と言う事は、そうです双方からお金で安全を買ったのです。流れ弾の跡さえ見あたりません。 お金を出せない犠牲者は、 15万人にも達しました。なんとも言えない現実です。

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ローマ大浴場


 さすがレバノン、ここ首都ベイルートにも、古い遺跡が点在している。

 

 

レバノン共和国

 ★首都=ベイルート  日本から直行便      はない。時差は7時間。

 ★国土は日本の岐阜県とほぼ同じ。

 ★人口は約400万人。

 ★民族は95%アラブ人。

 ★宗教はイスラム教とキリスト教(派閥が沢山ある)。

 ★公用語はアラビア語とフランス語。

 ★東地中海に面したレバノンは、海岸と平行して走るレバノン山脈と、シリアとの国境にはだかるアンチ・レバノン山脈、そこに挟まれた、肥沃なベカー高原からなる。アラブ諸国のなかでも唯一不毛の砂漠がなく「中東のスイス」とも呼ばれている。

 ★レバノン観光3Bはベイルート、ビブロス、バールベックを始め見所は多い。フェニキア、ギリシャ、ローマほか各時代の遺跡が点在する。

 

 

 

   ★レバノンの国名はセム語で山の色を表す「白」を意味する。冬には2千m級の山々が雪に覆われ、夏には、石灰岩の斜面が白く光る姿がこの国を象徴しているためだ。

 ★正統派アラブ料理とは、レバノン料理のことだ。観光客の多いエジプトの高級ホテルでも、アラブ料理は、レバノンのもの。特徴はテーブルに並びきらぬ程の 、メッツエと呼ばれる前菜が出て、さらにメインの料理を注文する。自分のお腹に相談あれ!

 ★レバノンは治安の改善が著しいというが、南部レバノンのイスラエルとの国境地帯やベカー地区では、依然としてイスラエル軍と 、抵抗勢力との戦闘が、日常的に行われているなど、地域的には、不安定な状況は継続したままである。

 ★入国に関しても、イスラエルに入国を明記したパスポートでは、レバノン、シリアへは入国できない。唯一ヨルダンは入国を 、受け入れている。

 

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