ジェラシュ

 フォーラム(ひろば)

   ジェラシュ=古代の黄金の川

 アンマンの北約50kmのジェラシュは、ローマ人がアラブに造ったローマ都市の中でも最も華麗な建造物があり、壮大なペトラに次ぐヨルダンの最大の見所だ。

 ローマ、ペルシャ、イスラムと次々に征服され、大地震により建物の多くが崩壊した。

 12世紀に十字軍が短期間駐留して以降、19世紀にドイツ人に発見されるまで、完全に人々に忘れさられて廃墟になっていた。
 

 イオニア式の列柱に囲まれた広場はフォーラムと呼ばれ、市場か宗教的儀式に、使用されていたらしい。

 

 

6.ジェラシュ

    

       ヨルダン・ハシミテ王国の国旗

   黒・・・アッパース朝を表す

   赤・・・革命

   白・・・ウマイヤ朝

       緑・・・ファティマ朝

  ヨルダン・ハシミテ王国

  立憲君主制

  首都はアンマン

  国土は日本の約4分の1

  人口は460万人

  民族はアラブ人、パレスチナ人(6割強)

  宗教はイスラム教(93%)、キリスト教

  言語はアラビア語

 

 


南劇場


 ヘレニズム時代のゼウス神殿の隣に、3千人を収容する、南劇場が、ほぼ完全な状態で、保存されている。

  太陽の光の影響を少なくするために舞台が北側に向いている。

 毎年6〜7月にかけてジェラシュ・フェスティバルが開かれる。

 

 


 指定席


 信じられますか?紀元1世紀に3千人を予約制で収容し、しかも指定席には文字が入っていたなんて!!

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アルテミス神殿


 ひときわ背が高い12本の柱が林立する、アルテミス神殿は、女神アルテミスに捧げられたもの。12世紀にアラブと戦った十字軍が一部破壊した。

 

 

ニンファウム=噴水   

 191年、半神半人の妖精ニンフに捧げ建てられたもの。

 大聖堂の横にある。

 

 

 

 

カルド=列柱道路

 フォーラムから北門まで凡そ600mの石畳の道の両側に円柱が続く列柱通りがある。その中央にナバティア人の神殿が基になった大聖堂がある。

 現在15のビザンチン時代の教会が発掘されたが、地中にはもっと多くの教会が埋まっていると、推測されている。  

 

   

            四面門

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