マナウス・アマゾン
ブラジル

 

 
アマゾン川

 流域面積約650万平方km。熱帯雨林気候で、1〜5月が雨期、6〜12月が乾季。雨期には川は10m近く増水し、流域の7割は水没する。

 クルーズ船で海抜42mのマナウスを出発。ネグロ川とソリモンエス川の合流地点を見学。

 黒色と茶褐色の水が、10km以上も混じることなく流れていく不思議をみる。

 水質や水温、水の比重、流速などが異なるためといわれるが、正確にはわかっていない。

  
 カヌー 

  更にカヌーに乗り換えて、アマゾン流域に行く。

 カヌーに乗って子供達がへびやなまけものをたづさえて、写真のモデルになって、収入を得る。

世界最大の淡水魚ピラクル、ピラニアはここマナウスでとれ、食べられる。他の魚を含めて、うろこはキャタビラのように大きく硬い。白身で味は淡白。

  
 通信の木

  ジャングルハイクに行く。増水の跡が高い木々に、くっきりとついている。また増水期の歩行用に、木を橋のように組み立てた道がある。

 湿った小道をなおも奥へ進むと、ゴムの木が沢山あり、今は昔の繁栄の名残をどどめている。ジャングルに入ると、上からも見えず、道らしきもない。遠く見えない仲間に「通信の木」と呼ばれる木を叩いて、音を使って連絡をしたという。

木を叩くといい音が響いた。

 

 

 

 

 
 

   アマゾンツアー

 赤道直下の秘境もたいへん暑いが、日差しが強いので、日焼けする。虫に刺されるので長袖を着用。

 帽子、サングラス、防虫スプレーそして雨具の用意もかかせない。

 マナウスよりアマゾン流域へと分け入る。

 日本移民史料館

 ブラジル移民の中で、ここアマゾンに入植した移民にとって、最も過酷の地であった。

 食べるものとてなく、口に入るものは何でも食べたという。

 原始林を開拓し、熱帯農業を推進してきた移民の歴史を展示している。

 ここで見聞きした現実は、同じ民族として、頭が下がる思いと同時に誇らしさを感じた。

  

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