サン パウロ
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独立記念像 1822年9月7日ポルトガルの摂政皇太子ドン・ペテロ1世が、馬上から剣をかざして「独立か死か!」と叫び、ブラシルの独立宣言を行った地点、独立記念(イビランガ)公園(ベルサイユ宮殿をモデルにした)に立つ。この像は1922年エトーレ・シメーネスが131のブロンズ彫刻を組み合わせた雄大な作品。皇太子像が中央に立ち、台座下はドン・ペテロ1世夫妻の霊廟。 サンパウロは南米の玄関口の一つ。標高800mの高原を貫く南回帰線上に位置する。周辺の衛星都市を合わせると1200万人を超す南米最大の都市。面積はパリの3倍。さまざまなルーツを持つ、雑多な人種が醸し出す、エネルギシュな生活の魅力に満ちている。歴史的建造物も多い。街路は商業地区のセントロを中心に、放射状に広がる。
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東洋人街 地下鉄リベルダーデ駅のあるリベルダーデ広場から、ガルボン・ブエノ通り付近が日系をはじめ中国、韓国系の商店、レストラン、ホテルなどが、軒を連ねる。通りには、赤い大鳥居やすずらんの街燈が並び、日本語だけで用が足りる。 1908年日本人が初入植してから、ブラジルの開拓、発展に貢献した。日系人の努力もあって日本人に対する評価や信頼は、非常に高い。 インディオ諸部族の住む広大な大地と豊富な資源を持つ国は、ポルトガル人によって発見され、世界中の移住者達によって形成される。白人系55%、混血38%、7%が黒人、アジア系、先住民のインディオ達によって占められる。人種差別はいっさいみられない。
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市立劇場 1903年〜1911年まで8年かけて建設されたルネッサンス様式の荘厳な概観を持つ本格的劇場で、7階建1655席を有する。世界中の有名なアーテストが来演することも多い。
珍しい劇場内での練習風景を撮影してみました。
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2月の気候 夏平均気温23℃夏服着用。とにかく暑い。 室内は冷房がなく、あっても利かないところが多いのでたいへん蒸し暑い。 名物料理のシュラスコ 肉を串に刺して時間をかけて、炭火で焼きあげる。 その肉をボーイが各テーブルの人々に、ナイフで切りながら配る。 好みの肉のみ口にいれ、合わない肉は、テーブルの中央に置かれた小皿に、どんどん廃棄する。肉の種類は店によっては、30種類にも及ぶと言う。 好みのサラダなども口にしながら、なかなかの名物料理で、とても美味しい。 中央卸売市場(セアザ) セントロから西へ18kmの郊外にある、中南米最大の市場。 サンパウロ都市圏の台所に当るマーケットで、穀物、青果、鮮魚、肉、生花等を、一手に取引している。 活気に満ちた市場で働く日系人の姿も多い。 南米は、世界で食されている殆どの野菜の原産地ということを、はじめて知り驚いた。どんな果物でも、観光客の出す手に、試食品を載せてくれる。 熟した果実のおいしいこと。生まれて始めて味わう。しかも無料でおなかいっぱい。嬉しいけど悪いなあー!南米気質に感謝するのみ=== |
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