1.都江堰   

 
   
 

 


都江堰(トコウエン)
 

 成都の北西59km.、潅県の岷江上流にある水利工事跡。

 紀元前3世紀に岷江の氾濫を防ぐ為に蜀の郡守李冰が指揮し、その後息子の李二郎が受け継いだ。

 「万里の長城」と並び中国古代の一大土木工事として知られている。

 世界文化遺産に指定されている。

   ★中華人民共和国について

★首都:北京★国土:960万粁平方米=世界陸地面積の15分の1、日本の26倍

★人口:約13億人(約70%が農村に居住。首都北京には1100万人)中国は多民族社会で、漢民族と55の少数民族が共存する。

★言語:漢語(公用語)と各民族の固有語外国人が学習する中国語は、「普通語」と呼ばれる漢語。「普通語」は北京官話(北京の官僚が使用)をもとに作られたもの。

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★国旗:五星紅旗

地色の赤は共産党による革命を意味する。

5つの星は共産主義を表し、大きい星は共産党との団結を、小さな4つの星は、農民、労働者、知識階級、愛国的資本家を表す。

 

 

 


都江堰
 

  二王廟を上まで上ると都江堰が一望できる。

 屋根には、見事な動物の彫刻が四方に伸びている。

 

       ★四川省について

 ★三国時代に劉備玄徳と諸葛孔明が活躍した”蜀の国”があった。

 ★パンダの故郷として有名。

 ★長江上流の4本の川が作る、四川盆地と西部の高原地帯から成る。

 ★亜熱帯気候で、1年中湿潤。

 ★香辛料や漢方薬の生産地。

 ★四川料理は内陸部の西南地方料理の総称。酸味と唐辛子の辛味が効いているのが特徴。麻婆豆腐、棒棒鶏、坦々麺などが知られている。

 

 

 


都江堰(安瀾橋)
 

 二王廟を20分程石段を下って秦堰楼に出る。

 ここから、ぐらぐらゆれるつり橋(安瀾橋)をわたるとまじかに堰を見ることができる。実に雄大な展望である。

   成都 Cheng du について

 ★四川省の省都で四川盆地の成都平野に位置する。

 ★西南エリアの重要な商業、貿易、金融、農業の中心地であり、交通の要所でもある。

 ★都市名は『一年成邑、二年成都=(1年で村が成り、2年で都が成る)』

 ★成都という名前は2500年前から変更したことがないという。

 

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青城山(月城湖)
 

 青城山は成都から西に65km.にある標高1600m.前後、周囲120km.という広大な山で、数十の峰からなり、大きくは前山と後山の二つに分けられる。

 道教ゆかりのの地で、現在でも山中の宮観で道士が修業中という。                   

 長い石段を20分位登っただろうか、大きな月城湖に到着した。途中籠屋さんがいてここまで20元だと言っていた。

 月城湖には龍を屋根に乗せた船が浮かんでいる。

 これに乗船してケーブルが発着する向岸へと渡る。

 

 


青城山(上清宮)

 20分位ロープウェーにのって、さらに石段を登って訪れたのは上清宮、沢山の民間人もお参りしていました。                

 お参りする地元の人たちは、生のきゅうりをむいて売っているのを買って、おいしそうに喉を潤していました。                            

 私も喉が、からからで、冷たいボトルを探しましたが、このあたりでは、ものを冷やす習慣がないとか、棚に並ぶボトルを恨めしく思いました。

 鬱蒼と茂る大木の中に立つ上清宮は中国の歴史のなかでは割りに新しい方で、かつては蒋介石もお参りしたようです。

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青城山(籠や)

 

 さらに玉清宮にむかって急な坂を登ります。

 籠にのりました。籠は日本の籠と形が違って、竹のゆりかごのようで、元気な若者が前後二人でかつぎます。

 往復50元でしたが、乗りごこち良く助かりました。

 

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