3.日隆   

 
   
 

 


貝母坪(バイモヘイ)
 

 いざ!日隆(ヒリュウ)へ向かいます。

 臥龍(ガリュウ)(標高1800m)でパンダと戯れ、一休みしたら、いよいよ四姑娘山を目指して九十九折りの山道を駆け上がります。             

 標高3000m以上の高地を観光する為、まず臥龍に昨日宿泊し、本日は標高3000m日隆に宿泊して高度順応を図ります。                                     

  途中、高地に向かう為に、お店で酸素ボンベを50元で買いました。

 標高3100m.の貝母坪地点で写真ストップ。アヤメ、コバイサイ草、フウロ草などの花々で埋め尽くされていました。

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幻のブルーポピー
 

 標高4000mの地点で 「幻の青いケシ」と呼ばれるたくさんのブルーポピー、レッドポピーなどが咲いていました。皆興奮!!                

 山の斜面に一輪だけひっそりと咲いているのではなく、そこら中に咲き乱れているのです。      

 運が良ければ、青の他に、赤や紫、黄色のケシの花も見られるそうです。                

 この「ケシ」は、海抜4,5000mという高地で、しかも岩の割れ目などといった、厳しい環境に棲息しています。

 

 


巴郎峠(バロウ)
 

 巴郎峠(標高4523m.)で一息入れました。高山病にそなえて、ゆっくり体を慣らしていくのです。

 麓で仕入れた酸素ボンベを使う人もふえてきました。                                               

 6000m級の山々の雄大な景色も目に入ってきました。

 

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巴郎峠
 

 巴郎峠(バロウトウゲ)の高山植物もきれいに咲いていました。やはり世界でも有数の高山植物の宝庫ですね。

 スイスのマッターホルンに喩えられる、四姑娘山(スウクウニャンザン)との対面を前に、もう感動の連続です。

 

 


巴郎峠を下って

  さらに巴郎峠を越えると蛇行した道路の脇に高山植物の群落が現れました。草原を鮮やかに染める花々の種類は驚く程たくさんありました。         

 

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四姑娘山

 真っ青な空に四姑娘山がその姿を現しました!!

 左から四姑娘山(スウクーニャンザン)、三姑娘山(サン)、二姑娘山(アール)、大姑娘山(ター)と並びます。

 胸の高鳴りを押えつつ、さ、日隆(標高3160m.)へ向かって少し下りましょう。

 今夜のホテルは、四姑娘山飯店です。心配したように殆ど停電していました。お風呂もお湯が出ず、入れませんでした。       

  チベット族の住むここ日隆は、食品をはじめ全ての生活用品を他の地域から仕入れる為、生活がとても厳しい地域のようです。                

 ホテルを出発して、双橋溝を、最も奥にある紅杉林まで、舗装道路をバスで走りました。阿妣山(アピザン)(四姑娘山のおばあさん)、日月宝鏡、人参果坪など双橋溝などを見ました。

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