急勾配の130段の石段

 ヤーパフアの岩山(100m.)に1272年から1284年のわずかの間王宮があった(首都)。

 スリランカの北部からこの地方まで勢力を伸ばしてきた、南インドのカリンガ王朝に対して、シンハラ王国が要塞兼王宮として築いた。

 

1.ヤーパフワ

  と

        象の孤児院

 

 

 

 


ヤーパフアのライオン


 石段のガードストーンは、さまざまな装飾がほどこされ、当時のカンボジアの建築様式の影響を受けている。

 ヤーパフアのライオンと呼ばれる有名な彫像が石段の真ん中あたりに一対で見下ろしている。

 

 

 


 楽器を演奏する人々


 上がりきったところにある門や石柱は細かいデザインで装飾されている。

 門の細部の装飾は、どことなくヒンドゥ建築(南インド建築様式)と似ている。  

 ペラヘラ祭りで使用する楽器を演奏する人々のレリーフがあった。

 

            .

 


川で水浴びする象


 ピンナウェラにある象の孤児院

 ジャングルで親をなくしてしまったり、はぐれてしまった子象やジャングルで怪我をした象を保護している施設だ。

 育ったり、快復した象は、象使いのもとに引き取られる。

 1日2回、入り口前の道をわたり、突き当たりの川で水浴びをする。

 子どもとはいえ、象、行き帰りの光景も迫力満点。                      

 川に着いたら、思い思いに水浴びを始める。遠くにいってしまう象もいて、飼育係りのおじさんもてんてこ舞い。           

 

 

 

 

 ミルクを飲む子象

 バケツ一杯のミルクを巨大な哺乳瓶で順々に与えていくのだが・・・          

 一生懸命吸い付く姿は愛らしくもあり感動的でした。

 ミルクはたちまちなくなり、1本、2本とお代わりも・・・

  もっと欲しいと催促したり、順番を待ちきれないと象たちは雄叫びをあげたりして、これまたかわいい。

 

スリランカの国旗

 正式国名 スリランカ民主社会主義共和国

 面積 66万ku  人口 1890万人

 首都 スリー・ジャヤワルダナプラ・コーッテ

     日本から時差−3時間         

 言語 シンハラ語、タミル語、英語

 民族 シンハラ人、タミル人、ムーア人

     マレー人など              

 宗教 仏教徒(69,3%)、ヒンドゥ教徒(15,5%)、イスラム教徒(7,5%)、キリスト教徒(7,6%)、その他

 

   スリランカのプロフィル

 ★5世紀に及ぶ植民地支配が続いていた  

 スリランカは1948年に独立、1972年に共和国として誕生した。

 土地の購入も貿易も自由で実際には殆ど資本主義と変わらない。

 ★教育 スリランカの学生は13年間学校教育を受ける。

 教育費は大学を修了するまで無料。学校ではシンハラ語とタミル語で指導。

 大学受験はなかなかの難関、チャンスは2どまでしか許されない。

 ★国立病院 無料 病院ベット数は1000人当たり18でアジアで2番目に高い。

 ★識字率も91,8%とたかい。

 ★気候は四季はなく、一年中天気は良い。平均気温は27,05℃と暑く、湿度も高いが地震や火山もなく、台風も滅多に来ないし、豊かな自然に恵まれた島。

 ★遺跡チェックポイント           

 遺跡見学マナー(後程紹介)で暑がりやの私は汗疹が出来て参った!       

 ★ホテル                            観光に力を入れている政府は、ガイド養成もしっかりしています。

 ホテルの設備、対応とかしっかりガイドがチェックして、政府の観光課に報告し、改善命令などがなされるそうです。

 食事などもお客が終わるのを見届けてから食べていました。

 田舎のホテルの設備はどうしても整っていないので、夜中の呼び出しにも応じてくれました。

 いろいろな国を旅しましたが、こんな感じの良い国は他にありませんでした。

 ガイドは、旅行者が少ないので、普段は他の仕事を持っているそうです。ガイドの試験は大学の次にむずかしいそうです。

 

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