パラークラマ・バーフ王建設。3階までの煉瓦造りの壁に、木製の床を支える柱が、はめ込まれている。それより上は、木造だったと考えられている。 クマーラ・ポクナ 王家の沐浴場。浴槽の両側に、脱衣所と東屋があり、この建物のトイレにも非常に進んだ下水道設備が備わっていた。
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5.ポロンナルワ
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バーフ王建設。木の屋根を持った3階建て。入り口には伝統的なムーンストーンとガードストーン、土台の周囲には象など動物模様が精巧に彫り込んである。 トゥーパラーマ クオードラングル(ダララーマルワ寺院ポロンナルワ遺跡の中心地)にあり、煉瓦と漆喰で造られた仏堂。 安置された仏像に光が当たるときらきら輝く。 仏像に背を向けぬよう退出する時は後づさりする。
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7世紀アヌラーダプラに首都があった時、ポロンナルワで栄えた僧院の一部。4体の仏像を祀る。 ハタターゲ 第二仏歯寺12世紀建造。高貴な衣装の観音菩薩立像がある。
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上の階になるにつれ、小さくなっている7層の塔。 ランコトゥ・ヴィハーラ ポロンナルワで最大のダーガバ。12世紀ニッサン・マーラ王建立。
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仏陀坐像 ガル・ヴィハーラの彫像遺跡。瞑想をしている座仏像は4,6m.。 涅槃像・立像 真ん中の腕を交差して佇んでいる立像は、仏陀の一番弟子のアーナンダ。 側に横たわっている彼の師が涅槃にいってしまったので、悲しみにくれている姿を表している。高さは7m.。 涅槃像の左右の足が前後にずれている。これは亡くなったことを表している。 足の裏と頭の下にある枕の模様は太陽のシンボル。前長4m.。
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ポロンナルワ ポロンナルワはスリランカの2番目の首都(1017年〜1215年)であり、また世界遺産指定都市である。 ポロンナルワの現存する遺跡は4つのゾーンに分けられる。 特にポロンナルワの灌漑設備は同時代の他の文明と比べると非常に進んでいた。 建設事業に力を入れた英雄王パラークラマ・サムドゥラ1世が築いたパラークラマ・サムドゥラヤはスリランカ最大の灌漑用貯水池である。 また美しい建築様式で、イヤルパレス、観客ホール、仏教寺院、仏舎利塔、ヒンドゥ教寺院、池などが建てられた。
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