魅惑の国トルコ紀行
2002年11月12日〜20日
東西文明の接点イスタンブール
エーゲ海の最大遺跡エフェス
石灰棚とヒエラポリス のパムッカレ
セルジューク・トルコの古都コンヤ
奇景奇岩と岩窟文化財のカッパドキア
アナトリア文明とアタチュルク廟の首都アンカラ
トルコのごく普通のお宅におじゃまして、お茶をご馳走になりました。
玄関には、幾つもの絨毯が敷かれていました。トルコでは、日本風に
言えば結納品として、母親の織った絨毯をお嫁さんに贈るのだそうです。
今は、大学生の息子さんが、やがて嫁を迎える日のために、お母さんは
心を込めて絨毯を織り続けているそうです。子供のために・・・とは、
どの国も同じですね。
写真後部に見える織りかけのシルク絨毯は、1cm角のスペースに幾つ
もの絹糸の結びめが織り込まれています。細かい作業を要求される
ヘルケの絨毯づくりは、指が細くて目の良い写真のような少女が担って
います。縦糸に横糸を二つ結ぶ時の細かい手さばきや、はさみを入れる
瞬間は目にも留まらぬ速さで、見ていても分かりませんでした。
トルコでは様々な絨毯を小さな子供時代から織り始め、その絨毯は
家族と共に一生を送るようです。さすが、トルコ絨毯ですね。
私もこれからの人生を共にすごせるような絨毯がほしくなり、思い切って
買い求めることにしました。このページの背景は、その絨毯です。
HPと共に大切にしていきたいと思います。